英語が話せれば人生を倍楽しめる!わが子をいまからバイリンガルに育てるための3つのヒント

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英語が話せれば人生を倍楽しめる!わが子をいまからバイリンガルに育てるための3つのヒント

英語が話せれば人生を倍楽しめる!わが子をいまからバイリンガルに育てるための3つのヒント

2021-07-09

英語教育改革元年から丸一年が経過した日本の現状

2020年度から学習指導要領が見直され、英語教育が大きく変わった日本。

グローバル化が進む新時代に対応するため、小学校3年生から英語教育がはじまり、5年生から科目化。中学校では卒業段階で英検3級程度以上、高校では英検準2〜2級程度以上をそれぞれ半数の生徒が達成することを目指した授業を展開しています。

中学受験では、今春2021年の首都圏入試において、計143校(昨年141校)が「英語(選択)入試」を実施しており、科目として英語を学んだ新6年生の子どもたちが中学入試に挑む2022年の来春が、実質的な「英語入試解禁」元年になるといわれているそうです。

「共通テスト」での英語民間検定導入が2024年に先送りとなった大学受験においても、「英語外部検定利用入試」は前年度より増加。いまの小学生が大学入試に挑む2025年度以降は、さらに大きく変わっていることでしょう。

こうした進路への影響が気になる一方で、新しい学習指導要領では「聞く」「読む」「話す(やり取り)・話す(発表)」「書く」の4つの領域をバランス良く学習することで、総合的なコミュニケーション力を高めることが求められています。

しかし、教育現場もまだまだ試行錯誤の段階です。このまま学校の授業だけで英語によるコミュニケーション力を身に着けることができるのでしょうか。

その不安を反映してか、小学生に人気の習い事ランキングでは、今年もオンラインを含めた英会話が3位入り。首都圏で英語教育を受けている小学生の22.9パーセントが英検3級以上を取得済み(児童英語研究所調べ:2021年3月31日発表)だというデータも出ています。

この潮流に沿って子どもの英語学習をサポートしていくために、親としてどのようなかかわり方をしていくのがベストなのか。

そのヒントを得るために、日本でお子さんをバイリンガルに育て上げた経験のあるマークさんとゆりこさんにお話を伺いました。

 

国際結婚でもむずかしいバイリンガル育児

オーストラリア出身のマークさんの妻は日本人です。国際結婚で恵まれた一人娘を、四国で暮らしながらバイリンガルに育てるため、幼少期から英語教育に取り組んできたといいます。その娘さんも、今では二言語を操る公立高校生に成長しました。

日本出身のゆりこさんの夫はアメリカ人です。ワシントンと東京を行き来する暮らしの中で、2人のお嬢さんをバイリンガルに育て上げています。子どもたちはアメリカの大学を卒業し、現在は日本の国際的な職場で働いているそうです。

マークさんとゆりこさんにとって、子育てをするにあたって、お子さんをバイリンガルに育てることは最優先事項だったといいます。

その理由として、マークさんは「バイリンガルになれば、仕事や人生でたくさんのチャンスが得られます。それに日本とオーストラリアの生活を両方楽しむこともできるしね」と語り、ゆりこさんもまた「言語は財産です。将来お金を残してあげられなかったとしても、収入につながる財産のひとつとしてバイリンガルの力を与えたいと思いました」と伝えてくれました。

ふたりとも、大人になってから第二言語を身に着けるためには、とてつもない努力が必要になることを知っていたからですね。

しかし現実には、たとえ国際結婚の家庭であっても、自然に任せて子どもをバイリンガルに育て上げるのは不可能なこと。

なぜなら、親の言葉を子どもが自然に話してくれるのは、未就学児の間まで。小学校に上がると一気に現地語が子どもにとって楽な言葉になり、第二言語は隅に追いやられるか、消えていってしまうからです。

そうならないためには「学校に任せず家庭で親ががんばるしかない」という状況は、一般家庭といっしょだといえます。

マークさんとゆりこさんの子どもたちがバイリンガルになるまでの道のりから、わたしたちにも参考にできるヒントを探してみましょう。

 

バイリンガルに育てるヒント① より幼いときからはじめる

マークさんは日本で暮らしながら赤ちゃんの娘さんに英語で話しかけ、妻には日本語で話しかけてもらったといいます。

ゆりこさんと夫もまた、アメリカに滞在する間、2人の娘さんを日本語で保育する保育園に通わせ、自宅では日本語と英語の両方で話しかけていたそう。

ふたりともご自身の経験から、子どもが幼ければ幼いほど、言語の習得率が高まると考えたのですね。

これは科学的な観点から見ても、立証されているやり方です。

子どもの脳はスポンジのようだとも言われています。幼い頃から第二言語もしくは第三言語を学び始めることによって、より簡単かつ効率的に習得することが可能となるのです。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のポール・トンプソン博士と彼の神経画像処理研究チームによって行われた研究によると、脳の新しい言語を学ぶ機能は、6歳から思春期にかけて著しく発達することがわかりました。しかし、これらの脳の言語発達の部分は11歳から15歳にかけて発達が劇的に降下していったというのです。

そのため外国語の習得という観点だけで見れば「6~13歳が最も習得しやすい年齢」だと博士は述べています。

(参考文献:”Nature” Vol 204, p 190-193, “Growth patterns in the developing brain detected by using continuum mechanical tensor maps.”)

このことから、英語の学習をはじめるのは「幼少期~13歳まで」の間がベストであることがわかりますね。

 

バイリンガルに育てるヒント➁ 2つの言語でおしゃべりできる機会を作る

もちろん両親が英語を話せることが理想的です。しかしその限りではなく、家庭外から得られる影響をうまく利用することも大事なのだということが、次のエピソードからうかがえます。

例えばゆりこさんの場合、日本にいるときは、のびのびとした環境の中で楽しく英語に触れることができる「サマーキャンプ」へ娘さんたちを定期的に通わせたといいます。

この経験のおかげで、一時的にアメリカで暮らした際も問題なく生活ができ、ふたたび日本へ戻ってきた後も東京のインターナショナルスクールに臆することなく通うことができたのだそうです。

「子どもに親とのやりとりや英会話レッスンだけではなく、両言語でしゃべりながらいろんな状況下で楽しい時間を過ごす機会を用意するといいですよ。とくにサマースクールとインターナショナルスクールは、娘2人にとって素晴らしい体験だったようで、両親以外から学ぶことがたくさんあったはずです」とゆりこさん。

マークさんの娘さんも同様です。実際のところ、いくら家で食卓を囲む会話が英語であっても、おやすみ前の読み聞かせが英語の絵本であっても、娘さんは英語を話すこと自体にはあまり興味を持っていなかったといいます。

なぜなら、その当時マークさんご一家は地方に住んでおり、周りに英語を話す人は誰もいません。英語を話せる相手は、家族しかいなかったのです。

そのことに気づいたマークさんご夫婦は、娘さんを思い切ってオーストラリアの小学校に数ヶ月間通わせることにしました。すると状況がガラリと一変。

マークさんは「娘は英語を話す友だちがたくさんできたことで、突然英語が上達しました。そして日本へ戻ってきた後も、他の人の前で英語を話すことも、僕と娘だけが話せる“秘密の言語”のような感覚を楽しみながら会話できるようになったのです」と話します。

ラフティング会社を運営するマークさんの妻も「一度オーストラリアの小学校に通わせてから、娘はすぐに英語を話すことやバイリンガルであることのメリットに気がつきました。また、私の会社には、常に外国人のガイドさんやお客さまがいます。娘は彼らと他のスタッフの間に入り、通訳を行うことで彼らの意見や要望を聞き出すことができました。バイリンガルならではの特別な役割を担っているのです」

ゆりこさんとマークさんは、一時的にでもお子さんを海外の学校に通わせることができました。もちろんそれが一番の近道ですが、コロナ禍でデジタル化も進んだ今、必ずしもお子さんに短期留学をすすめる必要はありません。

日常生活の中で、実際に英語に触れて楽しむ機会をひんぱんに持つことで、同様の効果が期待できるからです。学校の授業で学習したことをベースに、学校外でもどれくらい英語と付き合う時間があるかが、英語コミュニケーション力の成長に大きく影響するもの。いまは海外へ行かなくても、そのチャンスはたくさんあります。

無料動画でも質のいい英語が学べる環境がずいぶん整いました。オンラインの英会話レッスンもたくさんあります。未就学のうちから、まずは気軽に楽しみながら、生活のどこかに英語がある環境を作っておくのが、小学校で英語に抵抗感を抱かないためのコツ。

小学生になれば、ゆりこさんのお子さんたちも通ったサマーキャンプやサマープログラム。また、英語で指導するサッカー、チアリーディング、体操といった英会話限定のスポーツチームや、英語でプログラミング、科学実験、アートレッスンを行うワークショップといった英語プラスアルファの習いごともに参加することで、英語によるコミュニケーション能力が養われます。

また乳幼児のうちから、そして小学生の放課後に英語を話すベビーシッターを雇うことで、自宅で日常生活を送りながら「英語漬け」になれるチャンスを作ることができれば、よりバイリンガルに近づくことができるでしょう。

 

バイリンガルに育てるヒント③ バイリンガルを育てる方法は一つではないことを心得る

以上のように子どものニーズやご家族の生活スタイルに合わせて英語学習を取り入れることを考えてみてください。

とはいえ、子どもをバイリンガルに育てる方法は、その子のタイプや環境によってそれぞれです。その中に不正解な方法なんてありません。そのことを心得ておくことが、一番大切なヒントかもしれません。

あなたの子どもに必要なことや、子ども自身が望むことに合わせて選ぶことが最善であること。そしてなによりも親であるあなたがストレスを感じ過ぎずに継続できる、家庭に合わせた方法であること。

これらのポイントを忘れずに、グローバルな未来に向けて子どもたちの成長をサポートしていきましょう!

 

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