バイリンガルベビーシッターのオンライン英会話レッスンでグローバルなおうち時間を楽しもう!(前編)
バイリンガルベビーシッターのオンライン英会話レッスンでグローバルなおうち時間を楽しもう!(前編)
コロナでの新しい生活様式にマッチしたオンラインコミュニケーションとは
人々の日々の暮らしを劇的に変えてしまった新型コロナウイルスによるパンデミック。
6月に入り、緊急事態宣言解除と登校・登園再開にホッとしているご家庭も多いことでしょう。
なにしろ、感染拡大予防策として拡がったテレワークの継続を望む声がある一方で、休校・休園および登園自粛のため、子どもの世話をしながら在宅で働く家庭においては、仕事と育児の同時進行はもう限界です。
ストレスフルな状況を工夫と忍耐で乗り越えてきたママパパたち、本当にお疲れさまでした!
我慢を重ねたのは子どもたちも同じこと。
小学生の多くは、ゴールデンウィーク明けからまだ習っていない新学年に準拠した膨大な量の宿題が配られ、時間割をこなすだけでも精いっぱい。
さらに外あそびを制限されて余暇を持て余し、両親が働く傍らで、ゲームやYouTubeから離れられなくなった児童が増えています。
一時期のこととはいえ、子どもにとってのStay Homeの弊害は大きく、音感、語学、コミュニケーション分野における脳の成長の臨界期だと言われる3歳から12歳までの大切な時期に、外部との接触を失ったことは大きな機会損失だったと言わざるを得ません。
しかしこれをきっかけに、オンラインによるキッズ向けエデュケーションやアクティビティが普及したことはうれしい変化です。
ZOOMやSkypeといったビデオ通話アプリを通して、ほとんどのご家庭で自宅外の人と気軽にコミュニケーションがとれるようになりました。
このまま順調に学校に通えるようになったとしても、新型コロナは根絶が難しいウィルス。
経済活動が再開されたとたんに感染者数が増加したり、冬場にウィルスが活性化することによって、またいつ緊急事態宣言が出されるかわかりません。
そうなれば、また家族だけで家に閉じこもるStay Homeの始まりです。
コロナ前の暮らしに戻る可能性はゼロだとまで言われている今。 新しい生活様式の中で、いまのうちから家族以外の他者とのオンラインコミュニケーションを取り入れておいてはいかがでしょうか?
今回は、緊急事態宣言中にケアファインダーのバイリンガルベビーシッターによる「オンライン英会話レッスン」を体験した佐藤さんファミリーのレポートを、動画と写真で紹介していきます。
入学式を最後に小学校が休校になったのぞみちゃん
佐藤さんの娘・のぞみちゃんは、この春保育園を卒園し、新1年生として小学校と学童生活のスタートを切るはずでした。
ところが入学式の翌日である4月7日、日本政府が新型コロナウイルス感染拡大防止のために緊急事態宣言を発令。
それを受けて、小学校は休校になってしまいました。
佐藤さんご夫妻は、どちらの職場もその翌週から在宅でのテレワークに移行。
中学生のお姉さんも登校できなくなり、家庭内はかつてないほど「密(みつ)」な状態に変わったといいます。
問題なのは、のぞみちゃんです。
保育園から続けている通信教育のタブレット学習はゲーム感覚でどんどん進められるのですが、小学校から渡された宿題はほとんどが紙の束。
一時限目から四時限目まで書き込まれた時間割に沿って、教科書とプリントが中心の国語と算数の課題がどっさりあります。
そのほかにも、図工は道具と材料をそろえて指定の絵画や工作をする、体育は体育着に着替えて動画をお手本にストレッチ、音楽は教科書を見ながらサイト上の音源を手本に歌う、生活科はあさがおの種を植木鉢にまいて成長の過程を観察するといったように、6歳の子どもがひとりでやり切るにはむずかしい宿題がいっぱい。
パパはZoomミーティングにつながりっぱなし、お姉さんはオンライン授業とその日が提出締め切りの課題がたくさんあるのでスポットでしかあてにできず、佐藤さんの平日の午前中はのぞみちゃんの宿題サポートに追われて終わりです。
そして昼食が片付いた午後からようやく仕事を始めようとしても、暇を持て余したのぞみちゃんが居るので集中できません。
それでもTVやゲーム、YouTubeを長時間観せることは避けたいと思うと、もはや佐藤さんの稼働時間は早朝か深夜のみ。
平日の午後以降、のぞみちゃんが家族以外の第三者と、濃厚接触を避けながら楽しく過ごせればどんなにいいでしょうか。
バイリンガルベビーシッターマッチングサイト・ケアファインダーとの出会い
そう思い悩む中で佐藤さんが見つけたのは、下は時給1500円から雇えるバイリンガルベビーシッターマッチングサイトのケアファインダーでした。
ここに並ぶ人材の多くは、身分証および就労許可証のチェックと、オフィスでの直接面接による厳しい審査の末に、登録が許可された日本在住の外国人です。
バイリンガル(二言語話者)はもちろん、なかにはトリリンガル(三言語話者)やマルチリンガル(四言語話者)も並んでいます。
全員が自治体届出済ベビーシッターとして、国に認められた保育者です。
子どもを預けると同時に、自然と世界六大陸60ヵ国にもおよぶ多文化交流が可能となるところが、他のマッチングサイトとの大きな違い。
日本語が話せるシッターがほとんどなので、英語ができない日本人保護者でもサイトを通じて気軽にオーダーすることができます。
しかも、シッターとユーザーファミリー双方の安心安全を最優先に運営を続けてきたケアファインダーでは、オンラインによる遠隔シッティングサービスを始めていました。
2020年6月現在、気軽に体験できる無料のZoomセッションも開催中です。
そういえば、コロナのせいで忘れかけていましたが、2020年は日本の英語教育改革スタートの年。
のぞみちゃんの小学校でも、すでに昨年から3年生以上の学年はALT(外国語指導助手)の授業を受け始めています。
これまでタブレット学習の一科目としての英語しか経験がなく、リアルな英会話レッスンを一度も受けたことがないのぞみちゃんにとって、1対1で外国人の先生を独り占めできる貴重な時間になるかもしれません。
ケアファインダーでオンラインのベビーシッターを探す
佐藤さんは、さっそくケアファインダーのサイトに会員登録をしました。
そして「英会話レッスン可」「日本語対応可」「オンライン対応可」をキーワードに絞り込んで検索。
一覧で表示されたたくさんのシッタープロフィールの中から、はにかむような笑顔が印象的なMarionを見つけ出したのです。
Marionは7歳の頃に渡英して19歳で日本に戻った帰国子女。英語レッスンとベビーシッティングのスキルはイギリス時代に培ったものであり、帰国後も幼稚園で英語やアートを教えているとのこと。
この秋から日本の大学入学も決まっているフレッシュなお姉さんなら、のぞみちゃんもきっと喜ぶはず。
サイトにはシッターの詳細なプロフィールと顔写真が掲載されており、動画による自己紹介を見ることもできます。
これによって、英語と日本語のレベルチェックや、わが子のフィーリングに合うシッターかどうかを判断することが可能です。
シッター検索は最初の無料会員から可能ですが、シッティング依頼をするためには、月額利用料金が発生するプレミアム会員にアップグレードしなければなりません。
佐藤さんはプレミアム会員になり、さっそくMarionを選択して仕事を依頼。
すぐに返信があって驚いたそうです。
以降、詳細なレッスンの内容は、サイト上のメッセージのやりとりでつめていきました。
初回のセッション時間は、間に休憩を2回ほどはさんで1時間ほど。 Marionからはのぞみちゃんがいまの段階で理解できる英単語や日常英会話のレベル、性格、普段から好きな遊びについて質問がありました。
保護者として心配しているのは、のぞみちゃんが初めて会う人には人見知りがあって、集中力が長く持たないこと。
自身は英語が苦手な佐藤さんは、この契約成立に至るまでのメッセージのやりとりが日本語で通じることがとても助かったといいます。