まずは面談?それともトライアルシッティングを依頼する? 初めてのベビーシッターと契約する前にやっておきたいこと
まずは面談?それともトライアルシッティングを依頼する? 初めてのベビーシッターと契約する前にやっておきたいこと
見た目はもちろん時給も年齢も資格も条件も、すべてバラバラなプロフィールリストの中から、近いエリアを中心に、ようやく探し当てた何人かのベビーシッターたち。ここまで選ぶだけでも大変でしたね。でも、あともうふんばりです。
今度は実際に会うことで、ご家庭に最適なシッターを絞り込みましょう!
初めてのベビーシッターに仕事を依頼する前に、保護者が自ら面談、または単発でのトライアルシッティングを試みることはとても重要です。
なぜなら、本格的なシッティングを依頼する当日は、たいてい重要な用事がある日。朝からあわただしく、引き継ぎに十分な時間を割くことができないかもしれません。
また、実際に会って印象や人柄を確認することで、プロフィールとの相違の有無や、疑問な点などのモヤモヤを解消することができます。
なにしろシッターは、あなたと家族を守る大切なテリトリーの「家」に招き入れる存在です。不安を残したままでは、子どもを託して心置きなく外出することはできません。
安心して任せられるシッターであることはもちろんのこと、願わくば一度ならずとも何度でも「会いたい」と思えるほどに相性が合うシッターに来てほしいですよね。
まずはかならず保護者が自分の目で見て、話したうえで、どんなシッターなのか確認してください。
とくに長期に渡ってベビーシッターにお子さんを任せる予定がある場合は、対面での面談を行ったのちトライアルシッティングを試みることをおすすめします。
スムーズな「面談」のすすめかた
「あのことについて聞いてみよう」「このことも確認しておこう」と思っていても、いざ相手を目の前にすると会話を進めるだけで精いっぱい。重要な確認事項が抜け落ちて、後に二度手間となってしまうことはよくあること。
面談の時間を有意義なものとするため、事前にシッタープロフィールを見て、知りたいことや気になった点をリスト化しておくとよいでしょう。
質問事項をメモの形で手元に用意しておけば、ひとつひとつチェックしながら進めることができるので、確認漏れがありません。
質問内容としては、稼働可能な日程や時間帯、保育内容といった条件のすり合わせのほか、シッターのこれまでの保育経験や保育観などについてもたずねてみるとよいでしょう。
プロフィールや紹介動画だけではわからない、そのシッターならではの魅力や独自の体験を引き出すことができれば、有意義な面談になります。
また、シッターの方からも、保護者にたずねたいことが山ほどあるもの。
ご家庭ごとの育児方針やしつけのルール、お預かりするお子さんの性格や体質、好きなあそび。シッティング時に提供する調乳や食事のルールとマナー。おむつの捨て方や着替えの所在、好みの寝かしつけ方、来訪者や宅配便への対応など、あなた自身もたくさん質問を受けることになります。
これに備えて、シッターに聞かれそうなことも、すぐに答えられるように確認しておくとスムーズでしょう。
通常、面談は1時間以内で終わるものですが、シッターは面談のために時間を確保してやってきます。できればそのお礼として、交通費やお茶代、また時間分の時給を支払うのがベスト。
そして、面談はあなたの家族をシッターに引き合わせるチャンスでもあります。面談中に、シッターとあなたのお子さんが触れ合う様子もあわせて確認してください。
候補のシッターが、プロフィール上ではどんなに良く見える人物だったとしても、このときにあなたやあなたのお子さんと良いコミュニケーションをとることができなければ、採用へと進むことはありません。
もっともコロナ禍においては、身内以外の他者との接触は最大限控えたいというご家庭もあるはず。その場合は、SkypeやZoomといった外部のビデオ会議システムを通し、オンラインで面談を行うことも可能です。
ちなみに、面談に“保育”は含まれないので、ケアファインダーサイト上での契約の必要はとくにありません。対面面談の場合は、待ち合わせ場所の目印や住所をチャット上でシッターに連絡しましょう。
その際の緊急連絡先として、電話番号の交換もお忘れなく。緊急時以外のやり取りは常に記録に残すため、ケアファインダーサイトのチャット上でのメッセージのやり取りをおすすめしています。
「トライアルシッティング」の流れ
トライアルシッティングとは、2~3時間の単発シッティングを依頼することで、シッターの働きぶりや子どもとの相性を確認することをいいます。家庭によっては、対面面談とトライアルシッティングとを一度に実施する場合もあるそうです。
とくに、継続的に依頼したいベビーシッターを探す場合は、長期の仕事を契約する前に、かならずトライアルシッティングを行うとよいでしょう。
トライアルとはいえ、シッターは業務として保育を行いますので、通常のシッティング料金を支払うことが一般的です。
シッタープロフィールから「指名したシッター」の仕事を選ぶと、相手が了承するのみで仕事の合意が成立しますので、日時・料金をシッターと相談の上、ケアファインダーのサイト上で契約してください。
トライアルシッティング当日は、TVのリモコンやエアコン、空気清浄機といったシッティング中に利用する可能性がある家電の利用方法、緊急事態の対処方法などのほか、あなたがベビーシッターにしてほしいことや、お子さんの当日の体調などについて説明。
そのうえで2~3時間、シッターとお子さんだけの状態でトライアルシッティングを開始します。
もちろん、ママやパパが在宅の状態で行ってもOKです。お子さんとシッターのやりとりを見守ることで、採用の判断材料にすることができます。
トライアルシッティング実施後は、シッターからの引き渡しの際に、お子さんがどんなあそびをして、どんな様子だったのかを確認。
お話ができる月齢のお子さんであれば、本人からのフィードバックも考慮に入れることで、そのベビーシッターがわが家にふさわしい人物かどうかを見極めることができるでしょう。
このとき、どんなささいなことでも、疑問や不明点が生じたら遠慮なくシッター本人に質問するのがポイント。
改善してほしい点などもすぐ率直に伝えることが、以降の信頼関係を築くための近道になりますよ。
バイリンガルベビーシッターサービス・ケアファインダー
ケアファインダーは、日本で最初のバイリンガルベビーシッターマッチングサイト。登録するベビーシッターは、すべて身分証および就労許可を確認し、オフィスで直接面接を行うという、厳しい審査をクリアしたバイリンガルばかりです。出身は、日本を含めた世界60ヵ国にもおよび、さまざまな言語を話すことができます。
料金は、時給換算の明朗会計! 国際色豊かなベビーシッターを、下は1500円から利用可能なところがうれしいですね。
コロナ禍でも、DXの普及によってあらゆる分野においてグローバル化が促進されている今。
バイリンガルシッターとの交流を日常に取り入れることで、お子さんの国際感覚を養ってみませんか?