子どもが夢中になること間違いなし!室内遊びのアイディアまとめ
子どもが夢中になること間違いなし!室内遊びのアイディアまとめ
新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校を受け、子どもとどのように過ごしたらよいか頭を悩ませているご家族は多いのではないでしょうか。そこで今回は、子どもたちが室内で楽しく遊びや勉強ができるアイディアをご紹介いたします!
本を読む
せっかくまとまった時間がとれるタイミングだからこそ、普段はなかなか読書ができていない子どもと一緒に読書タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。今話題の絵本や本をじっくりと読むことで、お子さんの様々な能力を引き出すこともできるはずです。 国立青少年教育振興機構が実施した調査によると、子どもの頃に読書活動が多い成人ほど「未来志向」、「社会性」、「自己肯定」、「意欲・関心」、「文化的作法・教養」、「市民性」のすべてにおいて、現在の意識や能力が高いと言われています。
なかなか集中力が続かないというお子さんには、絵の中から指定された登場人物を探す「ウォーリーを探せ!」の絵本シリーズがおすすめ。人が入り乱れた絵のなかからウォーリーを探すという仕掛けに、きっと夢中になるはずです。ゲーム形式で友人や家族など複数人で読み進めていくと、さらに盛り上がります。
コロナウイルスをきっかけに、科学の正しい知識を本から習得するのも良いかもしれません。誠文堂新光社が出版している子ども向けの科学雑誌「子供の科学」は、自社のウェブサイトで1年分のバックナンバーを4月5日まで無料で公開しています。さらに「ウイルスの正体」を特集した2016年12月号の閲覧も可能とのこと。身近な出来事をきっかけに、楽しみながら科学にふれてみてはいかがでしょうか。
仕事や家事、育児などでなかなか子どもに本を読ませる時間を作るのが難しい方におすすめなのが、オーディオブックです。株式会社オトバンクが運営するaudiobook.jpでは、本や絵本を音声で読み上げるサービスを提供しています。現在は初回30日間無料のキャンペーンを実施中。絵本の物語を音声で楽しみながら、その情景や登場人物を絵に書いてみても面白いかもしれません。
英語を勉強しているお子さんにおすすめなのが、簡単な英語の絵本を大人と一緒に翻訳して、オリジナルの絵本をつくる遊びです。「日本語にするとどんなお話になるかな?」と、絵やストーリーの構成を考えながら作成を進めていくと、世界にひとつだけの絵本が完成します。
身近にあるもので工作をする
トイレットペーパーの芯や新聞紙、牛乳パックなど、すでにご家庭にあるものを使っておもちゃやゲームをつくることができます。独特の感触が楽しめるスライム作りやねんど遊びは、子どもたちに大人気です。 色々な形やアイテムを作ることができるねんどは、子どもの発想力や想像力を育んでくれる効果が期待できます。株式会社キッズカラーが運営するウェブメディア「HoiClue(ほいくる)」(乳幼児対象/小学生対象)では、身近にある素材や廃材で充分に楽しめる工作を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
また自分の好きなように色を重ねて楽しむ塗り絵もおすすめ。東京学芸大学と朝日新聞の共同研究から生まれた低学年むけの「あそびのプリント」では、様々な塗り絵シートをインターネット上で無料で提供しています。幼児向けの塗り絵としては、絵柄が細かすぎず、思い切り塗りやすいものが良いでしょう。クレヨンや色鉛筆、カラーペンなど、筆の種類もお好みでチョイスしてみましょう。
ほかにも複数人で遊べるかるたをゼロから手作りしてみても面白いかもしれません。思い出の写真を紙に印刷したり、アルファベット1文字の読み札と頭文字になるものの絵と名前を描いたカードを2セット作って英語かるたをつくってみたりと、作成の方法は無限大です。
算数や科学にふれる
算数を使ったゲームで代表的なもののひとつが、トランプゲームです。ババ抜きや七並べなどは数字に親しむことができ、神経衰弱は記憶力を高める訓練にもなります。
室内で遊ぶだけでなく、来年度からの学習の準備も進めておけると安心です。株式会社小学館集英社プロダクションは、幼児から小学生まで一貫した通信教育「まなびwith(ウィズ)」の教材をインターネット上で無料で提供しています。定番のドリル学習を通じて、算数や科学などをしっかりと復習できます。
動画やアプリを活用して、楽しみながら学習をすすめるのもおすすめです。ワンダーラボ株式会社は、家庭で思考力を育てられるアプリ「シンクシンク」の有料コースを1か月間無料で提供しています。1回3分のミニゲーム形式の教材が100種類、15,000問収録されています。空間認識や平面認識、論理・数的処理など複数の分野から構成されており、毎日少しづつでも進めやすい教材です。
NPO法人 Asuka Academy(アスカアカデミー)は、MIT(マサチューセッツ工科大学)が提供するサイエンス動画教材を無料で公開しています。すべての動画は1本5分程度と集中しやすく、動画は110本以上。内容は物理や化学、生物、電気など広範囲にわたります。すべて日本語・英語字幕がついているので、お子さんの英語の学習にも役立つことでしょう。
プログラミング学習を先取りする
2020年から小学校で必修化されるプログラミング教育。一足先にプログラミングにふれておくと、新年度のスタートを切りやすくなるかもしれません。「プログラミングと聞くとなんだか難しそう」とお感じのご両親も、ご安心を。ゲーム感覚で進められるプログラムがインターネット上で多く提供されていますので、お子さんと少しづつ進めていくことができます。
子どもに大人気のディズニーキャラクターが多く登場する「テクノロジア魔法学校」では、キャラクターとともに楽しくプログラミングを始めることができます。教育事業を手がけるライフイズテック株式会社が展開しており、3月31日まで無料で提供中です。
1日3分ずつの映像レッスンで少しづつ進められるアポロン(や、大人から子供まで楽しみながらプログラミング学習をすすめられるプログラミングクエストもおすすめ。こちらは3年半でのべ1万人が体験した実績をもちます。
室内でも大丈夫!体を思い切り動かそう
子どもが退屈せずに、室内でも夢中になれる体を動かす遊びもたくさんあります。
お互いに合わせた手のひらを押し合うバランス崩しゲームや、片足で立った姿勢からしゃがんで立ち上がるゲームは、少人数でも盛り上がること間違いなし。公益財団法人日本レクリエーション協会が運営している「子供の体力向上ホームページ」では、子どもが室内で簡単にできる体を動かす遊びを紹介しています。
スポーツトイの活用もおすすめです。折りたたみ式のトランポリンや鉄棒、ボールプールなどは、小さいお子さんもきっと夢中になることでしょう。しっかりと体を動かして、エネルギーを発散してもらいましょう。
友人やご家族と一緒にダンスを踊るのも楽しいかもしれません。インターネットサイト「ヤフーキッズ」には、アニメやリズミカルな歌にあわせた踊りがたくさん掲載されています。ぜひ思い切り体を動かして、室内でも楽しく過ごしてみてくださいね。