日本と外国のベビーシッターの違いとは?良好な関係を築くためのポイント

あなたのご家族にぴったりのベビーシッターを見つけませんか?
日本と外国のベビーシッターの違い - 文化の違いを理解して、より良い関係を築きましょう!

日本と外国のベビーシッターの違いとは?良好な関係を築くためのポイント

2021-11-15

ケアファインダーでは日本人のベビーシッターはもちろんのこと、英語やフランス語、中国語などをネイティブとする外国人シッターのほか、バイリンガルのベビーシッターもたくさん活躍しており、ご家族のニーズに合ったベビーシッターに出会うことができます。 

ですが、いざ初めて外国人のシッターを迎えるとなると、言葉や文化の違いで不安に思う点や疑問に感じる点もあるのではないでしょうか。そこで今回は、日本人のシッターと外国人のシッターの「文化の違い」をご紹介します。

違いを理解して事前にお互いの文化を理解することができれば、お子さんもご家族のみなさんも、世界の多様性にふれられる素晴らしい経験ができるはずです!

海外のベビーシッター事情

本題に入る前に、海外のベビーシッター事情について少しご紹介します。

海外では、ベビーシッター文化が重要な役割を果たしています。特にアメリカでは、子供の送迎や放課後の見守りなど多くの家庭がベビーシッターを頻繁に利用しています。これは多くの家庭で両親が仕事を持っているためです。

アメリカ

ベビーシッターの平均料金は、子供1人につきおよそ20.57ドルで、2人を預けると約23.25ドルとなっています。この価格は、地域や経験によって異なる場合があります。

州や地域による相場差

アメリカのベビーシッターの相場は州や都市によって大きく異なります。

たとえば、テキサス州サンアントニオでは最も料金が低いのに対し、ニューヨーク市やサンフランシスコでは料金が高い傾向があります。

このような地域の差異は、生活費、経済状況、需要と供給のバランスによって決定されます。こうした地域差を理解することはベビーシッターの雇用において重要です。

フランス

フランスでは、ベビーシッターを使うことは一般的ながら、国が提供する保育サービスも充実しています。例えば、公立保育園の補助金制度があるため、比較的手頃な価格で利用することができます。

日本

日本においては、ベビーシッターの利用にはまだ挑戦的な面が多いのが現状です。これは、家庭内での子育て支援を重視する文化が影響しています。

しかし、少子高齢化の影響で、徐々に利用が増えています。また、共働きの家庭で利用されているイメージを持ちがちですが、専業主婦の方がベビーシッターを利用するケースも少なくありません。

主な特徴

平均料金(子供1人)

アメリカ

両親の支援として広く利用

約20.57ドル

フランス

保育サービスが充実

可変

日本

利用についての意識が拡大中

可変

子育て環境や期待するサービスは国ごとに異なります。適切なサービスを選ぶ際には、文化や制度を理解することが重要です。

日本と外国のベビーシッターの文化の違い

日本と外国におけるベビーシッターの役割には様々な文化的違いがあります。日本では、ベビーシッターの利用は比較的珍しいとされ、家族や親戚が子育ての手助けをすることが一般的です。また、保育園や幼稚園の利用頻度も高いです。

一方、アメリカを含む多くの外国では、ベビーシッターの利用が一般的です。家庭外での仕事が当たり前のため、必要に応じてシッターを雇うことが文化として浸透しています。このため、シッターは重要な子育てサポートの一部と見なされています。

違い①:家族や友人の一員としてお子さんをお世話します

過去に日本人シッターにお仕事を依頼したことがある方はご存知かもしれませんが、事前のメッセージのやりとりからシッティングの終わりまで、日本人シッターの多くは「礼儀正しく振る舞う」ことをとても重要視しています。

ご家族には必ず尊敬語を使い、シッティング中も「失礼にならないように」空気を読むこともしばしば。良い意味でも、ご家族とベビーシッターの間にはしっかりと距離を取ることが多いのが特徴です。

ですが外国人のシッターの場合は、ご家族の一員や友人のような距離感で子どもをお世話をするケースがほとんどです。

これは、欧米圏での文化の違いが影響しています。欧米では多くの場合、近所の方やベビーシッターも含めて、色々な方と協力して育児や家事を行います。10代になると、近所の子どものお世話をすることも日常茶飯事です。

こうしたスタンスでベビーシッターという職業を捉えているため、仕事といえども、家族や子どもと近い距離感で接しています。

さらに、日本と比べて欧米の文化圏の方が、基本的なコミュニケーションの方法や距離感の取り方がカジュアルです。人と接する際は上下関係を意識することはほどんどないうえに、自分と同じコミュニティーやグループかどうかを気にするようなこともあまりありません。

そのため外国人のベビーシッターたちは外から招いたゲストではなく、家族の一員だからお子さんのサポートをする、友人だからお子さんのサポートをする、というような気持ちでシッティングに望んでいます。

実際に私たちケアファインダーに届いた、ベビーシッターのJordanさんからのコメントをご紹介させてください!

「ケアファインダーで働くなかで、私はとあるご家庭の新生児のお世話をしていました。私がシッティングをすることで、お母さんがゆっくりと仕事に取り組んだり、上のお子さんとの時間を増やすことができたりしていて、とても嬉しく感じていました。ご家族とは次第に仲も深まっていきましたね。私とそのお母さんは同じアメリカ出身だったのですが、サンクスギビング(感謝祭)の日には夕食にも誘っていただいたんです!私にとっては、アメリカにいる自分の家族と離れて過ごす初めてのサンクスギビングでしたので、とてもとても感動しました」

また、もう一人のベビーシッター、たまみさんからのコメントもご紹介します。たまみさんは日本人ではありますが、ケアファインダーのコミュニティーを通じてご家族ととても良い関係を築かれています。

「5年前にケアファインダーを通じて出会った子どもたちとは、今もご縁が続いています。手紙や年賀状のやりとりを続けていまして、1歳の頃からお世話をしている子は、今では小学2年生になりました!七五三などの行事もご家族と一緒に参加させていただき、とても良い思い出になっています」

もちろん、それぞれのご家庭でベビーシッターと付き合う際のスタンスがおありかとは思います。ですがケアファインダーのベビーシッター、特に外国人のシッターと一緒にお仕事をする際は「仕事を依頼するだけのベビーシッター」ではなく、「家族や友人の一員」として迎えていただけると、とても良い関係を築けるはずです。

そうは言っても、特に初めてベビーシッターをご依頼されるご両親にとっては、色々と分からないことがあって大変ですよね。みなさんやケアファインダーが入念に確認しているとはいえ、初めてお子さんを他の人に預けるというのは緊張するはずです。

こちらの記事では皆さんのシッティングがスムーズに進むように、ベビーシッターとお子さんに向けた準備についてご紹介しています。ぜひチェックしてみてください♪

違い②:外国人シッターには、直接的なコミュニケーションをとりましょう

それぞれの国にはオリジナルな文化や習慣があります。ですので価値観の違いを理解した上で、お互いにコミュニケーションをとることが重要です。

特に外国人シッターに対しては、ご家族が大切にしている考えやシッティングの目的などを明確に伝えるとともに、相手の意見や考え方にも耳を傾けるようにしてください。事前にお互いの文化やその違いを理解しておくことで、心地よいコミュニケーションが取れるようになります。

ベビーシッターへのインタビュー時や仕事の内容を指示する時、そしてシッティング後のフォローアップなどのタイミングでご家族から希望がある場合は、できるだけ直接的に明確に内容を伝えましょう。

  • なんとなく今の言い方で伝わったかな?

  • 前回シッティングの内容を伝えておいたから、空気を読んで今回も同じことをしてくれるよね?

とベビーシッターに期待するのではなく、誤解を招かないように一度伝えた内容でも改めて確認することが大切です。

日本の文化に慣れていると「相手に色々な質問をするのは失礼では?」と感じてしまうかもしれません。ですがシッターの仕事内容に気になることがあれば、できるだけ具体的に聞いてみましょう。

  • 子どもの食事の調理は任せても大丈夫かしら?

  • オンラインMTG中は部屋に入ってきてほしくないけど、それくらい言わなくてもわかってくれるよね?

などなど、ご家族からの質問や要望は出来るだけ明確に伝えましょう。ベビーシッターに暗黙の了解を期待すると、ミスコミュニケーションが発生する原因になります。

英語圏の多くの国は、日本とは全く異なる文化をもっています。何かを説明する時や質問をする時は、とても明確で直接的な言葉を使う傾向があります。ですから外国人シッターとコミュニケーションをとる際は遠回しに伝えずに、ハッキリと伝えて、気になることがあれば具体的に質問するようにしましょう。

外国人シッターと良い関係を築くためのコミュニケーションのポイントについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています!

オペアとは?

本題からは脱線しますが、海外のベビーシッター事情に関わる内容として、「オペア」についてもここでは少し触れたいと思います。

オペア(オーペア)は、海外の一般家庭にホームステイしながら、ホストファミリーの子供たちのベビーシッターを務める留学プログラムです。彼らは語学学習の機会も得られるため、文化交流と学習の両方を体験できます。

オペア(Au Pair)は、フランス語で「対等の立場で」という意味です。このプログラムは、若者が家族の一員として迎えられ、生活費を提供される仕組みになっています。

プログラムの特徴

  • 期間:6〜12ヶ月が多く、アメリカでは最長2年間滞在が可能

  • 報酬:ベビーシッターとしての報酬が支給(国やプログラム、家庭によって異なる)

  • 学習機会:語学学校に通うことが可能

アメリカでのオペア経験は、特に子どもが好きな人や異文化交流に興味がある人にとって魅力的です。このプログラムは、語学力の向上や国際的な視点の獲得に役立つと言われており、気軽に利用できるサービスとして、日本でも徐々に認知度が高まっています。

参加者はホストファミリーと密接な関係を築きながら、海外生活を満喫できます。また、日常生活を通じて異文化への理解を深めることが可能です。重要なポイントとして、このプログラムに参加するには一定の条件を満たす必要があります。

ケアファインダーのベビーシッターが、みなさんのご家庭をサポートします!

これまでお伝えしてきた通り、すべての国や文化にはそれぞれの特徴があります。大切なのは、異なる特徴を尊重すること!事前にお互いの背景を理解できれば、世界の多様性にふれられる素晴らしい経験ができるはずです。

私たちは日本人のご家庭にとって外国語の教育国際感覚の醸成の一貫になるのはもちろんのこと、外国籍のご家庭にとっても日本語にとらわれずに利用できるサービスをご提供しています。

  • 子どもに英語の楽しさを知ってほしい

  • 子どもはまだ英語が話せないけれど、できるだけ英語で話しかけてほしい

  • 外国語の歌をうたったり、外国の絵本を読んでほしい

など、おうちのなかで国際交流を楽しむことが可能です。また、新型コロナの拡大によって一度失われつつあった人とのつながりをつくるきっかけを、ケアファインダーではこれからも提供させていただきます。

ケアファインダーのチームはいつでもどのような問題でも、皆さんをサポートさせていただきます。何か手助けが必要な際は、いつでも気兼ねなくご相談くださいね!

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