外国人シッターと良い関係を築くための、コミュニケーションのポイント
外国人シッターと良い関係を築くための、コミュニケーションのポイント
私たちケアファインダーは、ベビーシッターやご家族の皆さんと密接に関わりながら、良好なベビーシッターの体験をお届けし、シッターとご家族間の信頼関係を構築することを大切にしています。
シッターと仕事を始める際には、「どのような点に気をつければよいかわからない」「子どもがちゃんと楽しんでくれるかな?」などなど、色々な心配事がありますよね。特に外国人のベビーシッターに依頼しようとなると、コミュニケーションの面でも不安な点がおありではないでしょうか。
私たちケアファインダーでは、ベビーシッターを迎える準備に関する記事を以前ご紹介しましたが、今回は「外国人シッターとのコミュニケーションのポイント」をお届けします!
日本と海外のコミュニケーションの違い
それぞれの国にはオリジナルな文化や習慣があります。なかでも日本は、「ハイコンテクストな文化」をもつ国と言われています。
これは、コミュニケーションが価値観や感覚といったコンテクスト(文脈、背景)に大きく依存する文化を示します。コンテクストには、話されている言葉や書かれている言葉そのものには含まれない、声のトーンやボディランゲージなどが含まれています。例えば、「暗黙の了解」「空気をよむ」「あうんの呼吸」といった言葉も、ハイコンテクストの文化を象徴する代表例と言えそうですね。
一方で、英語圏の多くの国は全く異なる文化をもっています。何かを説明する時や質問をする時は、とても明確で直接的な言葉を使う傾向があります。
私たちケアファインダーのサービスの最大の特徴は、異なる言語や文化をもつベビーシッターと一緒に働けること。日本にいながらにして、大切なお子さんに世界の多様性とふれあう機会を提供できます。しかし外国人シッターとの時間を有意義なものにするためには、文化の違いを理解して、丁寧にコミュニケーションをとることが必要です。
外国人シッターとのコミュニケーションのポイント
1,遠回しに伝えずに、ハッキリと伝える
ベビーシッターへのインタビュー時や仕事の内容を指示する時、そしてシッティング後のフォローアップなどのタイミングで、ご家族から希望がある場合は、できるだけ直接的に明確に内容を伝えましょう。「なんとなく今の言い方で伝わったかな?」「空気を読んでくれたかな?」とシッターに期待するのではなく、誤解を招かないよう、一度伝えた内容を改めて確認することも大切です。
2,気になることがあれば、具体的に質問する
日本の文化に慣れていると、「相手に色々な質問をするのは失礼では?」と感じてしまうかもしれません。ですがベビーシッターの仕事内容に気になることがあれば、しっかりと時間をとって、できるだけ具体的に聞いてみましょう。
などなど、ご家族からの質問や要望は出来るだけ明確にしておきましょう。ベビーシッターに暗黙の了解を期待すると、ミスコミュニケーションが発生する原因になります。
3,相手の文化も知る
前述したように、それぞれの国にはそれぞれの文化があります。価値観の違いを理解した上で、お互いにコミュニケーションをとるようにしましょう。
ご家族が大切にしている考えや、シッティングの目的などを明確に伝えるとともに、相手の意見や考え方にも耳を傾けるようにしてください。事前にお互いの文化やその違いを理解しておくことで、心地よいコミュニケーションが取れるようになります。
4,トライアルでお互いの相性を確認する
初めてベビーシッターを利用する前には、必ずトライアルを行いましょう!
ベビーシッターが事前にご家族の希望や期待を理解したうえで仕事を引き受けたとしても、実際には「気が合わなかった」となるケースもあります。まずはトライアル時に丁寧に自己紹介をして、家族が安心して過ごせるかどうかを確認してください。
すべての国や文化には、それぞれの特徴があります。大切なのは、異なる特徴を尊重すること。事前にお互いの背景を理解できれば、世界の多様性にふれられる素晴らしい経験ができるはずです!
ケアファインダーのチームはいつでもどのような問題でも、皆さんをサポートさせていただきます。何か手助けが必要な際は、いつでも気兼ねなくご相談ください!