お仕事を円満に辞めるための、7つのポイント
どのような職業でも、仕事を辞めることは、決して簡単ではありません。
ベビーシッターのお仕事に関しては、スケジュールに対する柔軟性や、ご家族との相性といったさまざまな事情からお仕事を辞める必要がでてきた際、いつ、どのように相手のご家族に意向を伝えるかというのは、非常に悩ましいもの。
しかし、お仕事を辞める必要がある時は、正直に、そして時間的な余裕をもって伝えることが重要です。また、その理由を明確に伝えることができれば、ご家族が次の新しいシッターを見つける際や、ケアファインダーがコミュニティーを運営する上でも、非常に参考になります。
お仕事を円満に辞めるために必要なことは、それほど多くはありません。そこでケアファインダーでは、非常にシンプルで、かつ行動に移しやすい7つのポイントをご紹介します。
1:状況を共有する
私たちは、ケアファインダーコミュニティにいる全ての皆さんに安心してサービスをご利用いただけるよう、さまざまなサポートを行っています。もし、一緒に働いているご家族が、シッターの皆さんに不快感や身の危険を与えているような場合は、ご遠慮なくお知らせください。
また、これまでの事例から言えるのは、何かしらのトラブルが発生した場合、文化の違いやお互いの期待値の違いが問題の大元になっているケースが非常に多いということ。そのため、丁寧にコミュニケーションをとることができれば、問題を比較的スムーズに対処できます。
しかし、ケアファインダーのプラットフォームから除外する必要のあるご家族を把握しておくことは、安全なコミュニティを運営するうえで、非常に重要です。何か問題が発生した際は、いつでも私たちにご連絡ください。状況を共有いただくことで、一緒に問題を解決したり、より適切なシッターを探したりと、より良いプラットフォームの運営につながります。
2:余裕をもったキャンセルを
お仕事の急なキャンセルはやめましょう。これは、プロのシッターとして避けるべき行為であり、ご自身の印象を悪くするだけでなく、直前に代わりのシッターを急いで探さなくてはいけなくなります。やむを得ない事情以外の急なキャンセルによって、代わりのシッターを探す必要が何度か続けて発生した場合は、ケアフィンダーがシッターをプラットフォームから除外する可能性があります。
3:ご自身の評判を損なわないために
お仕事を辞めるための話し合いをする際は、「正直であること」が最も重要です。しかし同時に、プロとしての意識をもち、相手に配慮して話すことも求められます。
万が一ご家族に対して失礼な態度をとった場合は、今後他のご家族と一緒に仕事をする機会を失う可能性もあります。ご家族の多くはシッターを選ぶ際に、過去のレビューを参考にしています。悪い評判が立ったり悪いレビューが残ったりすると、今後新たにお仕事を得るのが難しくなる可能性があることを、頭に入れておきましょう。
4:感謝の気持ちを忘れずに
感謝の気持ちを伝え、礼儀正しくいることは、良い評判を得るために重要です。最終的にご家族とのお仕事がうまくいかなかったとしても、仕事をする機会を与えてくれたことに感謝しましょう。
5:丁寧な確認を大切に
ケアファインダーのプラットフォーム上のメッセージやボイスメール、そして手書きのメモなどを通じて、お仕事を辞める意向を伝えた際は、必ずご家族がそのメッセージを受け取り、内容を納得して理解しているかどうかを今一度確認しましょう。
誰でもメールや留守番電話を見逃すことがありえますので、特に仕事の予定がまだ残っている場合は、丁寧に確認することが大切です。
6:「お別れ」の挨拶を
数えるほどしかお仕事をしなかったご家族であっても、何ヶ月も一緒に仕事をしてきたご家族であっても、子どもたちやご両親にきちんと「ありがとうございました。お元気で、さようなら」の挨拶をする機会を設けるようにしましょう。対面であっても、オンライン上でも構いません。
7:持ち物を返却する
これまでに預かっていた鍵や備品など、ご家族の所有物は必ずお仕事の最終日までに返却しましょう。また、返却方法を明確にしておくことも大切です。
今回ご紹介した7つのポイントでは、お仕事を辞める際に大切な事柄をお伝えしましたが、仕事の内容やご家族によって、重要なポイントも少しづつ異なります。もし、その他の質問や不安な点がございましたら、いつでもケアファインダーチームまでご連絡ください!